今日は、満月なんですね~♪
Rさん、教えて下さってありがとうございます。



◇第124号

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前回の復習

〈型置き〉

・星:型合わせのために型紙に付けられた小さな孔。

・合口:型送り部分を星に合わせること。

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[きもの文化検定3級]
江戸小紋に使われている型紙の主な産地は?

(1)岐阜県
(2)愛知県
(3)三重県
(4)滋賀県

◆解答 :(3)三重県

◆参照 公式教本2 58頁

◆解説
伊勢(現在の鈴鹿市白子・江島・寺家地区)で製作されることから「伊勢型」とよばれます。伊勢市ではなく鈴鹿市です。







[きもの文化検定1級]
伊勢型紙で細い縞を彫るような場合、彫り残す部分が少なくて不安定になるため型紙の補強が行われる。和紙の間に絹糸を入れて補強することを( ア )と呼び、現在はより簡便な方法として、網状のものを張る( イ )が一般的に用いられる。


◆解答
ア:糸入れ
イ:紗張り



◆解説
「糸入れ」の技法で重要無形文化財に指定された人物は、
城ノ口みゑ さんです。

極細の縞や地白部分が多い柄の型紙は、曲がったりよれたりしやすいので、それを防ぐために、二枚にはがして彫った型紙の中へ縞に対して横方向または、斜めに絹糸を何本も挟み、柿渋で元の一枚に張り合わせます。型紙の表に漆で紗を張る「紗張り」という技法が多く用いられるようになった現在も、縞彫りには糸入れが用いられています。

→糸入れの実演(前編)
→糸入れの実演(後編)

動画です。ただ剥がして貼るだけじゃないんですね。
なんでフーフーしてるのかと思いました。
職人技の柿渋飛ばし、体力いりますね。




◆さらに解説

主型(おもがた)と消型(けしがた)

染めの型紙の役割による呼び方。

円の中に柄があるものや輪のように、型紙にすると中が抜け落ちてしまうので、細く型地紙を残し、中を支える。この残した部分を「吊り」と呼ぶ。
そのままでは車輪のスポークのように吊りが染め残ってしまうので、これを消す目的で吊り部分を染型として起こしたものを消型と呼ぶ。

型紙を二枚起こして、分けて染める場合、最初に使用する型紙を主型(おもがた)といい、後で使用するものを消型(けしがた)という。



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今回の牡羊座満月は、ご縁や出会いを引き寄せるそうです。
「運やチャンスは玄関から入ってくる」
というわけで、玄関のクリアリングが良いそうです。

そのことを知る前に、
今朝、玄関が気になって掃除したところなんです。

もしや月のパワーのせいだったのか?

まぁ、毎朝、玄関のたたきは水拭きしてるんだけど。
そういえば、トイレと玄関掃除を毎日すると決めて実践中、そろそろ1年かなぁ。

皆様は、何か続けていることってありますか?

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