初めて就職した職場の近くに行く用事があったので、その時、口座を作った銀行に寄りました。

ず~っと、利用していない銀行・・・。
最後の記帳は「12年」(>_<)





◇第128号

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前回の復習

〈地直し〉
最終工程。染むらや汚れを直す補正作業。

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[きもの文化検定]
平安時代に公家・貴族の男性が出仕時に着用した制服は?


◆解答 : 束帯

◆参照 : 公式教本2 124頁

◆解説

束帯の構成
①小袖
②単
大口袴(おおぐちのはかま)・・・下袴(紅色)
表袴(うえのはかま)
⑤衵(あこめ)
⑥下襲(したがさね)
⑦半臀(はんぴ)
⑧裾(きょ)
袍(ほう)
⑩持具[檜扇・帖紙・杓]、石帯[魚袋(ぎょたい)を吊るす]、履物[靴(かのくつ)]

★大口袴:表袴の下に着用。
*裾口が大きく開いていることから出た名称
・表裏同じ布地で引き返し仕立て。
・胴の紐は1本使いで左脇を輪にして付けられている。
・角襠(かくまち):股部分の襠。



★表袴:表が白地で裏に紅を合わせた前開きの袴。
・返襠(かえりまち):左右の紐状の襠。
・膝継(ひざつぎ):膝の部分を2cm縫いこんで、張りを持たせ威厳を保つ。
・脇かがり:補強も兼ねた装飾。



★袍(ほう)の袖は、裄(ゆき)が長く一幅半に仕立てるので、
袖付け部分の一幅+袖口部分に半幅 で仕立てる。
 ・奥袖(おくそで):袖付け側(一幅)
 ・端袖(はたそで):袖口側(半幅)
 ・登(のぼり)盤領(あげくび)なので、前身頃の打ち合わせ部分の重なり。
 ・蟻先(ありさき)襴(らん)の両脇の張り出した部分。



↑1級以外の方は、細かい所はスルーして下さいね~♪

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2012年じゃなくて、平成12年よね⁈
10年間、口座を使っていないと「休眠預金」になってるんですよね。
ダメもとで、通帳と印鑑を持って。

結婚したから名前も違うし、
引っ越したから、住所も違うし、

でも免許証を見せて、なんとか解約できて預金が戻ってきました~♪
ほんの少しだけ利息もついていました。

皆様も忘れている通帳は、ありませんか?

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