きもの文化検定合格者表彰式・記念パーティー、開催されたんですね(^^♪
私も行きたかったです・・・。
お写真、送ってくださった方、ありがとうございます。



◇第254号
*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
前回の復習

雛型本:きものの形に描いた模様の小型見本

1666年(寛文6年):新撰御ひいなかた
1688年(貞享5年):友禅ひいなかた
1715年(正徳5年):光林ひいなかた
1784年(天明4年):京伝工夫小紋裁



*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

[きもの文化検定1級]
江戸時代には、幕府が( ア )を発令し、庶民の「着物の色・柄・生地」にまでも細かく規定が設けられ、色は「茶色」「( イ )色」「( ウ )色」のみと限定された。そのため四十八茶百鼠という「粋」で洗練された日本の色彩文化が誕生した。




◆解答
(ア)奢侈禁止令(しゃしきんしれい)
(イ)鼠
(ウ)藍



◆参照
2018年度問題集   227頁





[きもの文化検定1級]
江戸時代は庶民が身に着けられる衣類の色や素材に制限があった。その制限の中で庶民は深い色調に美を見出し、おしゃれを楽しんだ。その地味な色調に微妙な差異と美を見出したことを数字を用いて例えた言葉は?





◆解答
四十八茶百鼠



◆参照
2011年度問題集   168頁



◆解説
贅沢を禁じて倹約を奨励・強制するため の法令。
身分別に衣服について作られた詳細な 規制。

1628年:農民は 布(麻などの織物)・木綿に制限、下級 武士は紬・絹まで。

1643年に:農民・庄屋に紫や紅梅色の着用を禁止。

1663年:上皇、将軍正室、大奥などに 衣類の値段制限。

1683年「天和の禁令」:刺繡や総鹿の子絞りの禁止や値段 制限など。

このように農民、 武士、町人、大奥などに対しての禁令や、 呉服屋に対して贅沢品の販売禁止や値 段制限などがたびたび出されました。しか し度重なる発令は、裏返せば禁令が守ら れなかったことも示しています。



*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

参加された方からのメールをいただきましたので、ご紹介いたします。

=======ココカラ=======
ありがとうございました。
おかげ様で着物検定表彰式とパーティーに参列することができました。
Noeさんのご縁で知り合った方々とも直接お会いすることができました。
Noeさんはいつもどうしていらっしゃるのかなあと話題になります。
様々な方々のご努力での開催となり、私も万難を排して参加できたこと、皆様と楽しい歓談をできたこと感謝、感謝でございます。

一級合格者様たちの皆様の晴れやかな自信に満ちた笑顔が印象的でした。
コロナ禍で生きづらい世の中で、今回のイベントで、着物ライフに一区切りをつけようと思っておりましたが、皆様のお元気で楽しみながらいろいろなことを学んだり、体験されたり、人生を生活を過ごされているご様子に励まされ、また、コツコツと楽しもうと思うことができました。

Noeさんのサイトのご縁で続けてこられたこと本当にありがとうございました。  これからもよろしくお願いいたします。
まだまだ、大変な世の中、暖かくなる季節を待ち侘びながら、くれぐれもお身体を大切にお過ごしくださいね。
=======ココマデ========

私のことまで話題にしていただき、ありがとうございます♪
それぞれ、色々な思いで出席された方、
また出席されなかった方がいらっしゃると思います。

着物って、なくても人生には困らないんですよね。
それでも「着物」って人生を豊かにしてくれるんじゃないかなと思います。

私は、昨年1年間、着る機会がありませんでしたが、

着物を着なくても、
勉強したこと、経験したこと全てが
私の一部となって、私を形づくっています。

皆様の考えや着物ライフの楽しみ方など
教えていただけると有難いです。

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

このメルマガ内の問題は「きもの文化検定」の過去問及び練習問題より引用させていただいております。
このメールマガジンに関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお送り下さい。
ご意見、ご感想等もお待ちしております。
kimono.study@gmail.com

MailPoet