立皇嗣(りっこうし)の礼が行われました。
歴史的には初めての儀式なのですね。



◇第135号

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前回の復習


・五十日の祝い→宮参り
・髪置き儀→3歳
・袴着の儀→5歳
・帯解の儀→7歳

→子供の晴れ着・11月15日の理由

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[きもの文化検定1級]
平安時代以降、天皇が即位の礼で着用された袍に用いられた金茶色の伝統色名は?




◆解答 : 黄櫨染(こうろぜん)色



◆参照   →男の着物~禁色

◆解説

絶対禁色

・黄櫨染(こうろぜん)

天皇のみが用いる。

黄櫨とは櫨(はぜ)の木の古名。

山櫨の樹皮と蘇芳から染めた色。

盛夏の太陽の輝きを表したものともいわれる。



・黄丹(おうに)

皇太子の位色。

紅花と梔子(くちなし)を重ね染めした赤味の強いオレンジ。

昇る朝日の色を写したといわれる。



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天皇陛下の「黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)」、皇太子の装束の「黄丹袍(おうにのほう)」が見られましたね!

アメリカの大統領選も歴史に残る接戦でしたが、「立皇嗣の礼」も日本の歴史的瞬間なのかもしれません。

こうやって、自分が生きてきた「昭和」や「平成」が過去になっていくみたいに、日々の出来事が「歴史」になっていくのかなぁ・・・などとぼんやり思いつつ。

現実を見て、コロナで下がった時に買った株を売りました。
歴史も大事。
お金も大事(^^)/

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