4月になりましたが、なかなか晴れやかな気分にはなれませんね。

アメリカの妹から連絡がありました。

今の日本は、各国から見たら「あの時に戻れたら・・・」と夢に見る状態。
「もう自分は感染している」という前提で行動するのが大事と。



◇第72号

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前回の復習

〈 結城紬〉

・つくし
繭を煮て広げた真綿を紡ぐときに使う糸巻きのような道具

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[きもの文化検定5・4級]
 ゆかたに関する記述で正しいものは?

(1)ゆかた風呂の世話をする「湯方」からきたもの。

(2)ゆかた入浴時に着た「湯帷子」からきたもの。

(3)ゆかたは京都にある鴨川の川床で着たのが始まり。

(4)ゆかたは夕方に着ることから来た言葉。



◆解答 (2)

◆参照 公式教本1  100頁










[きもの文化検定1級]
 「帷子」とは、どんなきものか?



◆解答 
帷子(かたびら)とは、裏地を付けない麻のきもののこと。


◆解説


夏の麻のきもの。古くは片枚 (かたひら) と記し,裏のない衣服をすべてこう呼んだが,江戸時代には,(ひとえ) 仕立ての絹物を単と称するのに対して,麻で仕立てられたものを帷子と称した。

武家のしきたりを書いた故実書をみると,帷子は麻に限らず,生絹 (すずし) ,紋紗(もんしゃ) が用いられ,江戸時代の七夕(7月7日) ,八朔 (8月1日) に用いる白帷子は七夕には糊を置き,八朔には糊を置かないのがならわしとなっている。ゆかたも湯帷子(ゆかたびら)が本来の名称であった。


→ゆかた


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アメリカでは、「感染したくない」と周りを病人扱いしてる時は、なんだかギスギスした感じだったけど、「うつしたくない」に社会的に気持ちの変化があると、思いやり合う暖かい社会になっている、ということでした。

距離を取ったり、マスクをしたり、お互いに感染していることを前提に、うつさないように振舞うのが優しさ。

目に見えない不安はあるけど、優しい気持ちで、できることをしていきたいですね。

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