今日は、知り合いが入園式にお着物を着られるということで、早朝より着付のお手伝いに行ってきました。お天気で良かった~♪



◇第74号

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前回の復習

〈 裃〉
紋は4個
背・両胸・袴の腰板

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[きもの文化検定3級]
 八掛(裾廻し)は、何枚の布に裁断するか?

(1)6枚
(2)8枚
(3)10枚
(4)12枚



◆解答 : (3)10枚

◆参照 公式教本2 156・171頁


◆解説




八掛(はっかけ)は袷の着物の裾の裏につける布。
裾廻し(すそまわし)ともいう。

八掛は裾が4枚ありますね。これは右前身頃の裏、左前身頃の裏、
右後ろ身頃の裏、左後ろ身頃の裏の計四枚使われます。
またそれぞれのパーツが各二枚ずつあるのも同じく左右に使われるためです。


前後の身頃の裾裏に4枚
衽の裏に2枚、
襟先の裏側に2枚

合計8枚掛けることから、八掛という名前になった。

本来は裾につけていたが、袖口にも同じ裏布が用いられるようになったので、プラス2枚で合計10枚に裁断する。

→八掛の裁断図

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コロナの影響もあり、入園式は、運動場で、短時間で、保護者も人数制限あり、、、などなど簡素化されているので、着物を着ようかどうしようか、ずっと迷われていたそうです。

でも、鏡の前で、だんだん着物を着て行くと、どんどん笑顔になっていきました。
なにもかも自粛だからって、着物まで我慢しなくても良いんですよね♪

こんな時だからこそ、日々、笑顔が増える選択をしていきたいなと思いました。
ご入園、ご入学の皆さま、おめでとうございます!(^^)!

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