今年の「きもの文化検定」の日程が決まったようですね。
・春:6月24日(水) 5・4級のみ
・秋:11月1日(日)



◇第75号

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前回の復習

〈八掛〉

・裾廻しともいう。
・10枚の布に裁断。
 裾(4)・衽(2)・衿先布(2)・袖口布(2)

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[きもの文化検定1級]
 文字や絵画にある意味を隠しておき、それを人に判断させて当てさせる模様表現を何というか?



◆解答 : 判じ物


◆解説
文字・事物・絵に意味が隠されていて、それを当てさせるようとするのが判じ物です。

芸術や文化が庶民にまで広がった江戸時代の駄洒落や滑稽を楽しむ気質から生まれたものといわれています。


例えば、歌舞伎役者の七代目市川團十郎は、鎌と丸い輪の絵に、ひらがなの「ぬ」を合わせて「かまわぬ」を表した模様を愛用していました。

同じく歌舞伎役者の三代目尾上菊五郎が考案した、斧と琴柱と菊の絵を合わせた「良き事聞く」の模様も有名です。


→「判じ物」~現代のアイドルグッズ~



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「きもの文化検定」春日程については、変更する可能性もあるそうです。

今年は、合格対策セミナーにも参加したいな~と思っていたのに、それもどうなることやら・・・。

自宅で勉強するのが、一番安全なのでしょうね(^^)/

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