コロナも落ち着いてきましたが、
皆様は、いかがお過ごしでしょうか?

最近、御朱印帳集めにはまっている人が身近にいるので、通りがかりのお寺に立ち寄ることがよくあります。




◇第91号

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前回の復習

〈絣括り〉

・木綿糸を使用

・模様になる部分の防染のため

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[きもの文化検定2級]
首里織で主に使用する素材は?

(1)苧麻

(2)木綿

(3)絹糸

(4)芭蕉



◆解答
(3)絹糸




◆参照  公式教本1 74頁

◆解説
沖縄が昔、琉球王国であった時代の王府・首里で織られ、上流階級の衣料として発展してきた織物の総称(昭和58年に命名)。

絹糸で織られた花織がほとんで、光沢や洗練された雰囲気が特徴。






[きもの文化検定1級]
首里織は大きく分けて紋織と絣織に分類され、代表的な絣が3種類ある。
格子の中に絣の入った織り方の「(   )」、経縞の中に絣柄を配列した「綾の中」、経絣と緯絣を配列した「諸取切(ムルドゥッチリ)」です。





◆解答:手縞



→首里織の画像(那覇伝統織物事業協同組合)



→その他の沖縄の織物など


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たまたま立ち寄ったお寺が素敵なパワースポットでした。
池のほとりに鳥居があり、トキソウが咲いている湿原もある、広~い境内。
なんか癒されました~♪

トキソウは、トキの翼の羽の色に似ているのが名前の由来。

朱鷺色(ときいろ)とは、少し黄みがかった淡くやさしい桃色のこと。紅花や蘇芳(すおう)で染められた。

色名が生まれた江戸時代は、朱鷺がいたるところにみられたので、『朱鷺色』といえばだれでもすぐに分かる一般的な色で、着物の染め色として若い女性に好まれたそうです。

「トキ」も「トキソウ」も絶滅危惧種だなんて・・・。
絶滅しませんように!

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