きもの文化検定お疲れさまでした。
また、感想など教えていただけますと有難いです(^^♪



◇第232号
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前回の復習

〈衣服令〉

・719年
・衿合わせ:右前 
・埴輪:衣服令発令前の着用例。

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[きもの文化検定5・4級]
きものの歴史の説明で誤っているものは?

(1)貫頭衣は二枚の布をつなぎ合わせた袖のない衣服である。
(2)弥生時代には、男性は巻布衣を着ていた。
(3)江戸時代にはなごや帯が考案された。
(4)江戸時代は奢侈禁止令が度々発令された。

◆解答

(3)

なごや帯は大正時代に生まれた帯。



◆参照 公式教本2 130頁




◆解説
・弥生時代(紀元前300年頃~3世紀)
男性:一枚の布を体に巻き付ける(巻布衣;かんぷい)
女性:貫頭衣という袖なしの衣服

・古墳時代(弥生時代後期~5、6世紀)
埴輪:ツーピース型の衣服
男性:ズボン風
女性:スカート風
左衽着装法(左前の衿合わせ)



[きもの文化検定1級]

古墳時代後期における基本的な衣服形態は、男子は上着とズボン風の衣・褌(きぬ・はかま)、女子は上着とスカート風の衣・裳(きぬ・も)であり、襟元は男女ともに左衽を先に合わせて着用していました。この時代の衿の形は、大きく二つに分類できますが、この二つの衿の形について、名称を列挙し、それぞれ20字以内で答えなさい。

◆解答
・盤領(あげくび):衿を丸く作り、衿ぐりを詰めた形。
・垂領(たりくび):衿をV字型に合わせ、前で打ち合わせる形。

◆参照 公式教本1 78頁

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急に日暮れが早くなったと思ったら、先日、夏時間が終わったんですよね。

日にちは毎年変わる(だいたい日曜日)のですが、
今年は、10月31日の夜中の3時が2時になります。

別に、それを見届けるために起きていたわけではないのですが、なぜかその日眠れず、スマホの時計をみておりました。

2:59 の後、
3:00ではなく
2:00になる瞬間を見ました~!

ただ、それだけです(^^♪

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