クリスマスですね♪
オットから、プレゼントをもらいました。



◇第148号

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

前回の復習

〈なごや帯〉
・なごや仕立て
・鏡仕立て=開き仕立て
・松葉仕立て

〈袋なごや帯〉=八寸なごや帯
お太鼓部分だけ二重にしてかがる。

〈京袋帯〉
形は袋帯、長さは、なごや帯。

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*


[きもの文化検定3級]
昼夜帯について不適切なものは?

(1)表裏を違う布で仕立てている。
(2)元禄時代の少し前から用いられていた。
(3)昼夜帯をお太鼓結びにするのが流行した。
(4)黒や白などを合わせていたために昼夜という名がついた。



◆解答:(3)


◆参照  公式教本2 128

◆解説
〈昼夜帯〉
・表裏が違う布で仕立てた袷帯。
・元禄時代の少し前から用いられ、1764~1780頃流行。
・白+黒繻子 ⇒ 鯨帯ともいう。
・白と黒を昼と夜に例えて昼夜帯という名がついた。

お太鼓結びは江戸時代末期に、亀戸天神の太鼓橋が完成した時、深川芸者が太鼓橋に形を似せて結んだのが始まり。

  
[きもの文化検定1級]
武家の女性が、両端に厚紙を入れ、背後で結んだ余りを左右に張って垂らした、夏に締めた帯の名称は?

◆解答:提げ帯(さげおび)

江戸時代の大奥の女性たちの夏の衣装で、”腰巻”と呼ばれるスタイルがあります。
打掛を着ずに、麻などの着物の上に腰巻用の着物を腰から下に掛けるというもの。
ちょっと変わった格好ですが正装です。

着物を腰から下に掛けるために使われるのが
提帯(さげおび)。
約3mほどの細い帯で、筒状につくり両端は口が開くように仕立てます。

装着時は中央で結び、両端は左右に長く伸ばし、厚紙を入れて棒状にします。
これをハンガーのように使い、腰巻用の着物(小袖)の袖を掛け、
身ごろを腰に巻くのだそうです 。


*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*
最近、手袋を片方なくしてしまったので、プレゼントは手袋でした。

なんと肘の辺りまで長い手袋!

暖かい!!
よく考えたら、袖の中ってスース―してたんだなぁ~と気付きました。

着物を着るときに似合う手袋を探していると言ったら、店員さんが出してくれたそうです。

今まで、着物を着ていてもオットからは「着物を着るとき、パンツはいてるの?」しか言われたことが無かったので、着物に合う手袋を探してくれたことに感激です(>_<)

皆さんは、どんなクリスマスでしたか?



*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

このメルマガ内の問題は「きもの文化検定」の過去問及び練習問題より引用させていただいております。
このメールマガジンに関するお問い合わせは、下記メールアドレスまでお送り下さい。
ご意見、ご感想等もお待ちしております。
kimono.study@gmail.com

MailPoet