イベント中止が相次ぎ、着物を着る機会も減ったなぁと思っていたところ、狂言のチケットをいただいたので、久しぶりにお着物で観に行きました~♪

舞台をみながら、裃(かみしも)には紋はいくつか(答4個)って問題あったなぁ、なんて考えていたら、

途中、舞台ではない方向から、何やら不思議な音が・・・。




◇第156号

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前回の復習

〈婚礼〉
室町時代から、婚礼は嫁入り婚に変わる。

・江戸時代:白装束
・江戸時代中期~綿帽子
・江戸元禄時代:揚げ帽子=角隠し

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[きもの文化検定1級]
江戸時代の武士の装いに裃がある。
これは上半身に( ア )、下半身に( イ )を着用するものです。





◆解答
(ア)肩衣
(イ)長袴





[きもの文化検定1級]
裃は上下揃いの衣服であることからの名称と言われるが、上下に異なる生地を用いた裃は何というか?

◆解答 : 継裃





[きもの文化検定1級]
肩衣は袖のない衣服だが、その下に着ていた衣服の名称は?
また、その決まりものの模様名は?



◆解答
・衣服名:小袖
・模様名:熨斗目(のしめ)

◆解説
ややこしいですが、「熨斗」と「熨斗目」は違うものです!



・熨斗(のし)

鮑を剥いで熨斗鮑として、進物に添えたもの。

のし袋の右上にある「のし」印の元となったもの。

祝い事に添える進物を文様化したものとして、熨斗模様や束ね熨斗などに展開していった。




・熨斗目(のしめ)

練貫(ねりぬき)という織物のひとつで、縦糸に生糸、横糸に練り糸を用いた平織りの絹織物で、武士が礼服として、大紋(だいもん)、素襖(すおう)、麻裃(あさがみしも)の下に着用した。

袖の下部と腰の辺りの色を変えたり、その部分に格子縞や横縞を織り出したりしたものを腰替りといい、熨斗目=腰と袖裾の変わり織りデザインを表す模様形式の名称。





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規則正しい低音・・・。
舞台の効果音?じゃないよね。

まさか、

いびき?

いや、本人には悪気が無いってわかってますよ。

(実は先日、私のいびきを主人に録音されてしまい、自分で聞いて驚いたばっかりです!)

でも~!
誰か早く起こしてあげて~!!!
ってみんな思っていたはず(>_<)

翌朝のラジオで狂言を観に行ったリスナーさんの感想が読まれていましたが、どうやら会場スタッフの方が起こしに行ったようです。

コロナ対策で座席は一つおきに利用でしたが、それでも前後左右の誰かは手が届くのではないでしょうか?
もし私がイビキかいてたら、起こしてほしい・・・。

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