10月ですね~♪
もう、きもの文化検定の試験は今月・・・。
気を取り直して、今日から、頑張ります!




◇第18号

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*


★前回の復習★

・東京友禅は、
   ・渋く抑えた色調
   ・粋やモダンさのある意匠
   ・模様師と呼ばれる技術者を中心に工程を一貫作業

*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*



[1級]
奈良時代の模様染は正倉院三纈と呼ばれる染色法に代表されるが、それは( ア )、( イ )、( ウ )に分けられる。








◆解答



(ア)纐纈
(イ)﨟纈
(ウ)夾纈







◆解説

・纐纈(こうけち)=絞り染

生地を糸や紐でしばったり、生地を縫ったりすることで、その部分が染まるのを防ぎ、染めた後、糸をほどくと文様になる。

もっとも単純なものは、目結文(めゆいもん)と呼ばれ、布を糸で括って染料に浸すと、括った部分だけが目のように白く染め残り、鹿の子状の文様になる。
  
→京鹿の子絞りについて





・﨟纈(ろうけち)=ろうけつ染

溶かした蝋(ろう)を防染剤として生地に塗り、ロウを塗った部分だけが染まらずに模様となる技法。

唐からの蜜蝋の輸入が止まり、平安時代には衰退し、再び行われるのは明治以降。





・夾纈(きょうけち)=板締め

板に生地をきつく挟みこむことで、その部分を防染する技法。






この三つの総称を三纈(さんけち)と言います。
奈良・東大寺の正倉院に三纈の技術を示す品々が、現在も保管されています。





*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*



9月29日が新月でした。
これから、満月に向かい、月が大きくなっていく時は、「増やす、広げる、始める」チャンス!

そして今回はてんびん座の新月。
  バランス
  継続
  統合
がキーワード。

周りの人とのバランス
勉強と仕事のバランス
勉強の継続
バラバラのことを一段高いステージへ統合

そんなことがうまくいくタイミングです。
頑張りましょうね♪


*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*・・・*

このメールマガジンに関するお問い合わせは、
下記メールアドレスまでお送り下さい。
ご意見、ご感想等もお待ちしております。
kimono.study@gmail.com




MailPoet