最近、寒くなってきましたね。
今日は、イイ風呂(11・26)の日!
あったかいお風呂に入って血行を良くしましょう♪




◇第35号
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前回の復習
〈博多織〉

・江戸時代に、筑前藩主、黒田長政が幕府に献上
 →「献上博多」

・独鈷や華皿の連続模様

・明治時代にジャガード機→「紋博多」も盛ん

・夏用「紗献上」

*西陣の綴織は緯糸で紋様を表すが、献上博多織は経糸で表現する。


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[5・4級]
きものの衿合わせが現在のように右前に統一された時代は?

(1)奈良時代

(2)平安時代

(3)鎌倉時代

(4)室町時代





◆解答
(1)奈良時代



◆参照 公式教本1  74頁



◆解説



元正天皇の養老3年(719年)2月3日衣服令による。





[2級]現在のきものは、( ア )を胸前で打ち合わせる形の( イ )領の衣服を起源としている。




◆解答
  ア:衿
  イ:垂




◆参照 公式教本1  78頁

→〈きものの歴史〉





[1級]古墳時代後期における基本的な衣服形態は、男子は上着とズボン風の衣・褌、女子は上着とスカート風の衣・裳であり、衿元は男女ともに左衽を先に合わせて着用していた。この時代の衿の形は、大きく二つに分類できるが、名称と衿の形は?




◆解答
  盤領(あげくび):衿を円く作り、衿ぐりを詰めた形。
  垂領(たりくび):衿をV字型に合わせ、前で打ち合わせる形。



◆解説
  寒い地では、衿ぐりを詰めた盤領にし、袖丈を長く仕立てて、防寒や乗馬等に便利な上下別の服を完成させた。
 
  暑い地方では、胸前で衿を打ち合わせた垂領にして短袖を大きく開けて風通しの良い上下一体の衣服を作った。





ちなみに、「領」はうなじ・首・襟を意味し、裃など、一揃いの衣類を数えるのに用いられます。鎧も装束とみなし「一領(りょう)」と数えます。





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先日、メルカリのポイントが期限切れになりそうだったので、何か買わなくちゃと思い、すごく小粒なミカンを10kg購入しました。メルカリって服とか本とか雑貨とか、「物」のイメージだったのですが、農家の方が売り物にならないような果物とか野菜とかを安く出品してるんですね。

届いたミカンは、皮が薄くて甘くて美味しい~。
見た目は、特に気にならないし。
おまけに柚も入れて下さったので、今日は柚風呂にしようかな~☆

皆様も風邪などひかれませんように(^^)/

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