いよいよ師走ですね。
なんとなく落ち着かない気分になってしまいます。
そんな時こそ、お着物を着て楽しめる余裕があると良いですよね♪






◇第37

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前回の復習

〈江戸小紋〉

・武士の裃に起源

・「しごき染め」
  片面だけを糊で防染し、色を入れた染料糊で地色を染める

・型付け用の糊・・・糯粉・ぬか・塩で作る

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[3級]江戸小紋の制作に使われる型紙は主にどこで作られているか?

(1)伊勢市
(2)鈴鹿市
(3)松坂市
(4)四日市市





◆解答
(2)鈴鹿市





◆参照 公式教本2  58頁

→「江戸小紋」



◆解説

江戸小紋に使う型紙は美濃和紙を三枚重ねて柿渋で貼り合わせ、錐(きり)などで精緻な模様を彫ったもの。

伊勢(現在の三重県鈴鹿市白子・江島・寺家地区)で制作されることから、「伊勢型紙(型紙)」と呼ばれる。







[1級]
重要無形文化財伊勢型紙の技術保持者に認定されていた中島秀吉、中村勇二郎が用いた技法は?




◆解答
  道具彫





◆解説
「道具彫」は、刃先が色々な形の彫刻刀で模様を彫っていく技法。彫る前に模様に合った道具を自分で作ることから「道具彫」という。

『伊勢型紙』の重要無形文化財「各個認定」保持者(人間国宝)

・道具彫:中島秀吉・中村勇二郎

・突き彫:南部芳松

・錐 彫:六谷梅軒

・縞 彫:児玉 博

・糸入れ:城之口みゑ








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先日、駅の近くで歩いている美しい着物姿の女性をお見かけしました。
後ろ姿だけでしたが、角出し、、、やっぱりカッコイイ!
と思ったので、今日は、私も久しぶりに「角出し」にしました。
お太鼓も良いですが、たまに角出しを結ぶとテンション上がります♪



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