今日は、七草がゆの日。暴飲暴食は終わりにしなければ!
お正月休みも終わり、昨日は初出勤でした。というわけで、新しい足袋をはきました。真っ白な足袋って良いですね~♪


◇第47

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前回の復習

〈上座〉
・床の間の前 
・横一列に並ぶ時は、床の間に向かって、右端or中央が最上位
・床の間が無い時は、出入口から遠い位置や、窓や庭が見える位置

〈下座〉
・入口に近い席

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[5・4級]
足袋が現在の形になったのは室町時代以降だが、こはぜを用いるようになったのは?

(1)元禄年間

(2)文政年間

(3)天保年間

(4)安政年間






◆解答
(1)元禄年間




◆参考
 公式教本1 140頁

◆解説
こはぜは、足袋の足首部分にある留め金のこと。室町時代以前の足袋はほとんど先の割れていない革製で、その後現在の形となった。元禄年間にこはぜが登場するまでは、紐で結んだ紐足袋。こはぜは3~4枚ものが一般的だが、5~6枚のものもある。

→着るときに必要なもの




一応、、、歴史ですが、

江戸時代:1603~1868年の265年間

・元禄:1689~1704年
・文政:1819~1830年
・天保:1831~1844年
・安政:1855~1860年

300年未満なのに細かく分けないでほしいですよね。
とりあえず、「こはぜ」は「元禄」です。

気なコハゼ!!」
魚のハゼの顔ってにくめないですよね((+_+)) はぜどん、知ってますか?




[1級]
足袋は、公家が宮廷で( ア )を着用する時に履いていた襪(しとうず)が原型になったと伝えられている。中世の武家社会になると草履が履きやすいように指先を割り、鹿革などでつくられた( イ )が生まれ、やがて足袋と呼ばれるようになった。江戸時代に紐で結んだ紐足袋から、紐のかわりに( ウ )を用いたものに変わった。




◆解答
(ア)束帯
(イ)単皮
(ウ)こはぜ



◆解説 
単皮から転じた「たび」に「足袋」という字が当てられた。

襪(しとうず)は、奈良時代からあったようです。
2019年10月の即位の礼でも、襪(しとうず)を履いておられたそうです。

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以前、海老蔵さんの歌舞伎「源氏物語」を見に行ったとき、舞台にひざまずくシーンで、足袋の裏が真っ白で驚きました。

直前に履き替えてるのかな?とか、つい考えてしまいました。

完璧な源氏。真っ白な足袋がまぶしかったです☆今年は見に行けると良いな~♪

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