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時雨履き

きもの文化検定 公式教本1

【着るときに必要な物】Louis Vuittonの爪皮をつくった日本人

更新日:

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お着物を着始めたころ、お出かけするとき、3回に2回は雨でした。

いわゆる雨女?

でも洋服の時はそうでもないんですが、なぜか着物の時は雨率が高い、、、着物雨女?

というわけで、割と早いうちに時雨履き(しぐればき)を購入いたしました。

爪先が濡れないように「爪皮(つまかわ)」というカバーがついていて便利。

それに、雨草履というよりは、「時雨履き」の名前も良い響きですよね~。

雨にも負けず、お出かけします♪

雨でもOK!って思うと逆に雨は降らないので、最近は晴れ女です。

 

皆様はお着物を着られますか?

今回は「きもの文化検定公式教本 I 」より『着るときに必要な物』をきもの文化検定に出題される所に絞ってまとめました。

お着物を着られる方にとっては、当たり前なことばかりなので暗記する必要はないでしょうが、着ない方は知識として知っておいてください。

「きもの文化検定」に出題される所をサラッと押さえておくだけで大丈夫です。

 

きもの文化検定に出題される《下着と小物》

肌襦袢・裾除け

肌襦袢・・・・・肌に調節着用。肌の汚れや汗を取るための下着。

裾よけ・・・・・肌襦袢と共に素肌に付ける。腰に巻き付けて使う。

肌襦袢

 

[きもの文化検定5・4級]
 肌襦袢とともに素肌の下半身に着る肌着は?

(1) 裾回し
(2) 裾さばき
(3) 裾付き
(4) 裾よけ

解答 (4)
解説:裾回しは八掛のこと。

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 肌襦袢と裾除けの説明でふさわしくないものは?

(1) 着付の最初に肌襦袢を着て伊達締めを締める。
(2) 肌襦袢と裾除けの両方の機能を合わせたワンピース型もある。
(3) 肌襦袢は肌に直接着用し、肌の汚れや汗を取るための下着である。
(4) 肌襦袢は通気性のある晒し木綿のひとえやガーゼの袷仕立てのものもある。

解答 (1)
解説:肌襦袢に伊達締めはしない。

 

 

長襦袢

・長襦袢・・・・肌襦袢と裾よけの上に着る。対丈袖丈は着物に合わせる

長襦袢

 

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 長襦袢の説明で正しいものは?

(1) 長襦袢もおはしょりをする。
(2) 長襦袢の袖丈は着物より5cm短くする。
(3) 長襦袢は対丈(ついたけ)に仕立てる。
(4) 黒留袖に紬用のピンクの長襦袢を着用しても良い。

 

 

解答 (3)
解説:
(1)おはしょりをしなくてもよいよう対丈で仕立てる。
(2)袖丈は着物に合わせる。
(4)黒留袖には白の長襦袢を着用する。

 

[きもの文化検定5・4級]
 黒留袖用の長襦袢として一番ふさわしいものは?

(1) 柄物
(2) ピンク地
(3) 赤地
(4) 白地

解答 (4)

 

 

半衿・衿芯

半衿・・・・・・襦袢の衿に掛け装飾と汚れ防止を兼ねたもの。

・衿芯・・・・・・襦袢の半衿に芯として入れるもの。

半衿

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 汚れを防ぐ目的や装飾などのために襦袢の地衿の上に掛ける衿を何と呼ぶか?

(1) 半衿
(2) 色衿
(3) 掛け衿
(4) 伊達衿

解答 (1)

 

 

 

 

 

伊達締め・腰紐

・伊達締め・・・長襦袢や着物の前を合わせて締める幅の狭い単帯(ひとえおび)

・腰紐・・・・・着付に使う紐。幅5cm程度。メリンス、くけ紐、絹布など

伊達締め

伊達締めを締める

 

[きもの文化検定5・4級]
 腰紐を結ぶ時に不適切なものは?

(1) 5cmくらいの幅のもの
(2) メリンス
(3) 太くて厚手のもの
(4) 絹布

解答 (3)

 

 

足袋(たび)

・昔は革製で、紐足袋→こはぜは元禄年間から
・足袋の指先が割れた形になったのは室町時代。
・白のキャラコ(綿織物)が一般的。
・色足袋や柄足袋もある。
こはぜの数は3~4枚が一般的。

足袋

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 足袋の素材としてよく使われるキャラコの説明で正しいものは?

(1) 縮緬の一種
(2) 薄地の平織木綿
(3) 目の細かい麻地
(4) 平織のウール

解答 (2)

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 足袋についての説明で正しくないものは?

(1) 喪の正装では黒足袋をはく。
(2) 昔はほとんどが革製であった。
(3) 足袋のこはぜは元禄年間から現れた。
(4) こはぜが現れる以前は、紐で結んだ紐足袋だった。

解答 (1)
解説:喪のときは、半衿と足袋は白。

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 足袋についての説明で間違っているものは?

(1) 足袋の留め金具のこはぜは2~3枚が普通である。
(2) 足袋のこはぜは江戸時代中期頃から現れたと言われる。
(3) カジュアルな着物の時は色足袋も似合う。
(4) 正装の時は白い足袋を履く。

解答 (1)
解説:こはぜ3~4枚が普通。

 

きもの文化検定に出題される《着る前の準備》

・きもの

・帯

着物 帯

 

 

帯板

帯板・・・・・帯を締めるとき、胴回りにしわができないように前に挟む板状の物。前板

 

帯板

 

[きもの文化検定5・4級]
 帯板についての記述で正しいものは?

(1) 帯の後ろに挟む。
(2) 前板とも呼ぶ。
(3) お太鼓の形を整える。
(4) 角帯には使用しない。

解答 (2)

 

 

帯枕・帯揚げ

帯枕・・・・・帯を結ぶ時にお太鼓部分の形を整えて締める道具。

帯枕

帯枕を背負う

 

 

 

帯揚げ・・・・・・帯を結ぶ時に帯枕の上にかぶせ、前で帯の上端におさめて飾る小布。

帯揚げ

 

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 帯枕の上にかぶせ、前で帯の上端におさめて飾る布を何というか?

(1) 帯締め
(2) 帯揚げ
(3) 帯留
(4) 帯板

解答 (2)

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 帯揚げの使い方として正しいものは?

(1) 着物と帯を引き立てるため、飾りとして帯の下端に結ぶ。
(2) 帯を結んだとき、ほどけないように帯の上から結ぶ。
(3) 帯を結ぶときに帯枕の上にかぶせ、前で帯の上端におさめる。
(4) 帯を締めやすいように、着物の形を整えるために結ぶ。

 

解答 (3)
解説:(1)は、しごき
(2)は、帯締め
(4)は、伊達締め

 

 

 

帯締め

帯締め・・・・・組紐には「平打(ひらうち)」と「丸組(まるぐみ)」がある。

帯締め

 

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 結んだ帯の中央に締める紐の名称は?

(1) 帯留
(2) 帯締め
(3) 帯揚げ
(4) 帯芯

解答 (2)

 

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 帯締めについての記述で誤っているものは?

(1) 帯締めはお太鼓結びに必要である。
(2) 帯締めの組紐は平打と丸組に大きく分かれる。
(3) 留袖に使用する帯締めを喪服に使用しても良い。
(4) 夏向きにはレース編みのような透けた帯締もある。

解答 (3)
解説:留袖には白の帯締め、喪服には黒の帯締めを使用。

 

末広

・末広・・・・・扇子のこと。黒塗りの骨に金銀の地紙を貼ったものが一般的。黒留袖以外は着物に合わせる。

末広

 

[きもの文化検定5・4級]
 扇子についての説明でふさわしくないものはどれか?

(1) 十二単姿に持つのは檜扇である。
(2) 黒留袖には白骨の扇子を持つのがよい。
(3) 扇子は末広とも言う。
(4) 黒塗りの骨に金銀の地紙を貼った扇子が祝儀用である。

解答 (2)

 

 

その他

・衣裳敷き・・・和紙の敷物

・髪飾り

・バッグ

・草履

 

[きもの文化検定5・4級]
 着物を着るときの小物で見に付けないものは?

(1) 畳紙
(2) 帯板
(3) 伊達締め
(4) 腰紐

解答 (1)

 

きもの文化検定に出題される《履物》

草履・下駄

・正装・礼装用:金・銀・白などの配色。かかとが高いもの。
・草履は、かつては畳表が主流。
爪皮(つまかわ):雨用のカバー
前坪(まえつぼ):鼻緒の頂点の部分

 

時雨履き

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 雨の日に履物に付けるカバーの名称は?

(1) 前皮(まえかわ)
(2) 爪皮(つまかわ)
(3) 先皮(さきかわ)
(4) 角皮(つのかわ)

 

 

解答 (2)

 

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 履物に関する記述で誤っているものは?

(1) 草履はかつて畳表が主流であった。
(2) 下駄は、ゆかた着用の時だけ履く。
(3) 下駄の歴史は古く古墳時代まで遡る。
(4) 草履でかかとの高いものは正装に向いている。

 

 

解答 (2)
解説:最近は浴衣の時だけでなくおしゃれ着に似合う下駄も増えている。

 

 

おまけ ☆ ルイヴィトンの爪皮 ☆

 

雨の日に和服でお出かけという時にしか役に立たないもの。「爪皮(つまかわ)」

爪皮というのは、雨の日に下駄の爪先に取り付けて足先の濡れるのを防ぐもの。

 

あのLVマークの入った「ルイ・ヴィトン」のカバンをばらして、「爪皮」を作った日本人がいるそうです。

 

映画監督、俳優、エッセイスト、商業デザイナー、イラストレーター、CMクリエーター、ドキュメンタリー映像作家の

伊丹十三氏(1933~1997)

 

氏の著作『再び女たちよ!』(昭和47年5月第1刷刊)によると、「私が実践したキザを一つだけ書くなら、去年私は女房とお揃いで爪皮を作った」とあるから、それは昭和46年のことのようです。

そのころのルイ・ヴィトンは、けっして日本人庶民の手の届くものではなかったので、請け負った職人さんも「本当にいいんですか」といいながら、ハサミでジョキジョキ切っていったという。

「私も女房もこの爪皮は死んでも雨の日には使わないないつもりだ」と、これまたキザなことをおっしゃっていたそうです。

 

・・・それ、いつ使うんだ?

 

何はともあれ、夫婦でおそろいの物をオーダーメイドって素敵♡

 

・・・と思ったら、
真相は違っていたようです!

なんじゃ、そりゃ~!!
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伊丹十三記念館の宮本信子館長(伊丹十三氏の妻)に聞いた真相

 

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