車がパンクしてしまいました~(>_<)
釘が刺さってた!!
ランフラットタイヤ(←初めて知った)だったので、とりあえず走れました。
が、ガソリンスタンドでは修理できないタイヤらしい、、、。
車の担当者さんに電話するも定休日。
ガソリンスタンドの方が、応急処置で無料で空気を入れてくれました。
翌日の早朝と夕方にも空気を入れていただき、修理工場に乗っていくまで、なんとか走れました。
「お客様が安全に運転できればそれでいいんです」なんてイイ人だ♡
人の親切が身に沁みました。
今度から、ここでガソリン入れることにします~☆感謝☆
というわけで、車に関する文様をまとめてみました。
室町~平安時代、さまざまな車文様が登場します♪
目次
御所車(ごしょぐるま)
平安時代の貴族の乗り物。
牛車(ぎっしゃ)の別称。
江戸時代の能装束や小袖などにも用いられ、現在も留袖や訪問着などの礼装用のきものに用いられる。
御所の風景を表現した御所どき文様や源氏物語絵巻のモチーフとして、牛を除いた御所車が、他の源氏絵や器物を組み合わせて、華やかに描かれる。
牛車が文様化されたのは
・奈良時代に皇族だけの乗り物だったことに由来
・応仁の乱以降に御所の儀式だけに使用されたことに由来
する説がある。
源氏車(げんじぐるま)
御所車の車輪部分のみを意匠化したもので、車輪文様ともいう。
御所車は、「源氏物語」の世界を象徴する雅なものとして「源氏車」とも呼ばれる。
「源氏」という公家の苗字をつけることで、高貴な文様という意味合いを含めたという説もある。
江戸時代の能装束や小袖には、車輪と草花を組み合わせた文様が多く見られる。
[きもの文化検定3級]
器物文様の「御所車」の別の呼び名は?
(1)花車
(2)錦車
(3)御門車
(4)源氏車
解答 (4)
片輪車(かたわぐるま)
川につかった車輪を文様化したもの。
牛車の車輪の部分は木製で、乾燥するとひび割れのおそれがあったため、使用しない日が続くときは、車輪を外して川に浸しておく習慣があった。
水面には車輪が半分しか見えないため、この名がついたと言われる。
水車(すいしゃ)
槌車(つちぐるま)文様ともいう。
水車は電動機などが発達するまでは、脱穀や製糸などに広く使われていた。
現在でも水田の灌漑用に見られる。
水車の形が独特で風情があるため、平安時代頃から工芸品や染織品の文様として用いられてきた。
水車の中でも、水を受ける柄杓(ひしゃく)がついているものは、柄杓が小槌に似ていることから強調されて槌車の文様となった。
糸車(いとぐるま)
織物を織るための糸を、糸車に巻き取る様子を文様化したもの。
おまけ ~源氏車~
源氏車は、平安時代の貴族で、のちに武家の棟梁になった藤原 秀郷(ふじわらのひでさと)の子孫にあたる佐藤氏や、榊原氏の家紋としても、用いられました。
当時の貴族たちは、御所車に豪華な装飾を施し、その美を競いました。
その中でも、伊勢神宮の神官を努めていた榊原氏が奉献品を運ぶために用いた御所車は、たいへんな美しさだったようです。
榊原氏はそれにあやかり家紋に「源氏車」を用いたということです。
また、佐藤氏は、藤原秀衡の命により、源義経に随行し、忠節を尽くした佐藤継信と弟の忠信兄弟が有名。
継信は、壇ノ浦の戦いで義経の身代わりとなり討ち死にしたといわれ、鎌倉時代に編纂された「吾妻鏡(あづまかがみ)」では、
義経が継信の死をたいへん嘆き悲しみ、その亡骸を千株松の根元に葬ったと記されています。
歌舞伎演目の「義経千本桜」で登場する佐藤継信、忠信の衣装には、源氏車文様が多く用いられています。
リズミカルに配された源氏車の文様には、
くるくると回っているような動きが感じられます。
過ぎ行く時をあらわしたものとも、
輪廻転生をあらわすものともいわれています。
一見するとシンプルで単純な文様にも見えますが、
そうした日本ならではの死生観や
貴族文化ならではのロマンが込められているんですね♪