きもの文化検定とは
「きもの文化検定」は、きものを学ぶことを通して「きもの文化」への理解を深め、もっと「きもの」に親しんでいただくことを目的としています。
主催:一般社団法人 全日本きもの振興会
後援:農林水産省・経済産業省
《受験資格》
学歴・年齢・性別・国籍は問いません。誰でも受験できます。
*着物を着られるようになるための技術や知識ではなく、着物全般に対する知識を深める検定なので、きもの文化検定の試験会場には着物を着て来る必要はありません。
最新の日程
《春日程》中止
《秋日程》
令和2年11月1日(日)
受験地:札幌・仙台・東京・金沢・名古屋・京都・大阪・奈良・広島・福岡・沖縄
*5・4級
10:50~11:10 試験説明
11:10~12:10 試験(60分)
*2級
10:50~11:10 試験説明
11:10~12:40 試験(90分)
*1・3級
13:40~14:00 試験説明
14:00~15:30 試験(90分)
検定内容・試験方式・合格基準
5級・4級 (同一問題)
・きもの文化検定公式教本 I の中から90%以上を出題
・四択マークシート方式
・100問以内
・60分
・合格基準
5級・・・60%以上70%未満の正解
4級・・・70%以上の正解
・受検料(税込) 4200円
3級
・きもの文化検定公式教本 I・II の中から90%以上を出題
・四択マークシート方式
・100問以内
・90分
・合格基準:70%以上の正解
・受検料(税込) 5400円
準2級・2級 (同一問題)
・きもの文化検定公式教本 I・II の中から70%以上を出題
・文言選択・記述式
・100問以内
・90分
・合格基準
準2級…60%以上70%未満の正解
2級……70%以上の正解
・受検料(税込) 8500円
準1級・1級 (同一問題)
・きものに関するすべての範囲から出題
・文言(語彙)記述、文章記述方式
・100問以内
・90分
・合格基準
準1級…60%以上70%未満の正解
1級……70%以上の正解
・受検料(税込) 9700円
(3回目以降は6500円)
傾向と対策
きもの文化検定の試験問題はほとんどが、「きもの文化検定公式教本」からの出題とされているため、受験級に合わせた「きもの文化検定公式教本」を丁寧に学習することがベストの選択です。
きもの文化検定5級と4級は平成18年より実施された検定試験です。試験は「きもの文化検定公式教本Ⅰ」の中から90%以上が出題されますので、難解な試験ではありません。
「きもの文化検定公式教本 」のまとめサイト
→こちら
きもの文化検定公式教本・問題集
きもの文化検定公式教本 I (5・4級)
「きものの基本」の内容
・きもの・帯・小物・羽織・コート
・男のきもの
・子供のきもの
・きものの主な産地と特徴
・きものの歴史
・日本の色・文様・紋
・収納と手入れ
・美しい立ち居振る舞い
などです。
きもの文化検定公式教本 II(3級~)
「きもののたのしみ」の内容
・染めと織り、産地
・糸と白生地
・日本の伝統色
・きものの歴史と模様
・仕立て・小物・悉皆
などです。
*写真の注釈部分から出題されることもあるので、隅から隅までしっかり読んで下さい。
過去問題集(1冊に全級含まれている)
古い問題集は安売りされています。(100円~)
各問題集のコラムから出題されることもあります。
→過去問題集
きもの文化検定の過去問を解くことで、出題の傾向がわかります。
よく出題されるところなどを重点的に効率よく暗記します。
参考図書
◆ひと目でわかる「きもの用語の基本」
◆格と季節がひと目でわかる「きものの文様」
◆ひと目でわかる!保存版「帯の基礎知識」
きもの文化検定の参考図書は現在3冊指定されています。
試験対策としては、受験級に関係なく参考図書は全部読み、出来る限り覚えてしまうことです。
きもの文化検定 各級の合格率
2019年10月 第14回きもの文化検定試験結果
●1級・準1級 34.5%
申込者数:203名 合格者数:70名 (1級26名・準1級44名)
●2級・準2級 85%
申込者数:269名 合格者数:228名 (2級186名・準2級42名)
●3級 73%
申込者数:658名 合格者数:478名
●4級・5級 88%
申込者数:575名 合格者数:504名 (4級462名・5級42名)
合格対策セミナー
毎年、きもの文化検定受講者を対象に合格対策セミナーが開講されます。
1級、2級試験向けの講義では各分野の専門家が過去に出題された試験問題や傾向を分析した上で、出題が予想される内容について重点的に講義をします。
3級試験向けの講義では、3級試験に合格するための知識だけでなく、きもの文化検定の学習方法についても伝授します。
きもの文化検定に合格された多くの方が、受講されています。
出題予想ポイントを効率よく習得できます。
◆開講地:東京・京都
◆開講日:8月・9月
◆申込み:令和2年7月1日(水)~7月31日(金) FAXまたは郵送で。
先着順。定員になり次第締切り。
◆受講料
・1級:各5,000 円
・2級: 10,000 円
・3級: 4,000 円
◆講義内容
《1級》
・西陣織と紋織物
・装束
・小紋・型染・友禅
・仕立て
《2級》
・織の産地とその特徴
・仕立て、悉皆、染のきもの
《3級》
・染・織・悉皆
工房見学会
中止
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