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色無地

きもの文化検定 公式教本1

《着物の種類》着物には格がある!

更新日:

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「きもの文化検定」を受けようと決めて頑張られている方、受けようかな、どうしようかなと迷われている方、一緒に楽しく着物について勉強してまいりましょう。

でも、何から手を付けて良いかわからない・・・。
「きもの文化検定公式教本」を読んでも覚えられない・・・。

まずは、頭の中を整理しながら着物について体系的に学ぶとすっきりしますよ。

「きもの文化検定公式教本I」の順番とは少し違いますが、理解しやすいので、格の高い順に着物の種類をご紹介いたします。

 

「きもの文化検定」の練習問題を解くことで、さらに記憶が定着しますので、是非、取り組んでみてくださいね。

 

 

 

花嫁衣裳(はなよめいしょう)

結婚式で花嫁さんが着る衣裳

 

白無垢・・・全てを白で統一した婚礼衣裳。挙式の際は角隠しまたは綿帽子を付ける

 

 

 

 

・角隠し
花嫁 角隠し

 

 

 

・綿帽子
花嫁 綿帽子

 

 

 

 

色打掛・・・色も柄も華やかな打掛
花嫁 色打掛 

・髪型は文金高島田

 

~~~・・~~~~~~・・~~~

 

[きもの文化検定3級]

婚礼に関する記述で、正しいものは?

(1)江戸時代中期には裾模様の黒振袖に丸帯、頭には角隠しをするようになった。

(2)室町時代には小袖、間着、打掛、被衣の全てを白にする花嫁衣装が生まれた。

(3)花嫁姿で打掛を着始めたのは、戦後の高度経済成長期の頃。

(4)江戸時代の公家の花嫁は十二単に、被衣や綿帽子を着用した。

 

◆解答 (2) 

◆参照  公式教本1 173~174頁

 

 

[きもの文化検定2級]

江戸時代、公家女性が「搔取」と呼ぶものを武家の女性は別の名で呼んでいたが、その名称は?

◆解答  打掛

◆参照  公式教本2 126

◆解説

掻取(かいどり)

歩くのにきものの褄、裾をからげることから出た言葉。

江戸時代に、武家の婦女が用いた正装のことで、打掛ともいわれるが、公家社会では掻取といった。

掻取姿とは打掛の褄を掻取って対丈に揚げをしたような形になること。

 

黒留袖 (くろとめそで)

黒留袖

既婚女性の慶事の第一礼装

・黒地に染め抜き五つ紋

絵羽裾模様

・帯締め、帯揚げは白や金のもの

・結婚式に列席する母親、親族、仲人夫人が着用

黒留袖を着るときには、喜びを重ねたいという気持ちから白羽二重のものを重ねて着ていたが、現代では簡略化した比翼仕立てにして着用

 

[きもの文化検定5・4級]
 黒留袖の模様の付け方として最も適しているものは?

(1) 生地の地紋で模様を表す
(2) 全身に模様を表す
(3) 裾に絵羽模様を付ける
(4) 肩・胸・袖・裾に付ける

 

正解:(3) 
解説:生地に地紋は無く、上半身に模様は無い。

 

 

[きもの文化検定5・4級]
 黒留袖に最もふさわしい帯は?

(1) 無地感覚のおしゃれななごや帯
(2) 金銀糸、金銀箔などを使った格調のある袋帯
(3) 金、銀をあしらった格調のある染なごや帯
(4) 金、銀をあしらった格調のある織なごや帯

 

解答:(2) 
解説:フォーマルな装いには袋帯を締める

 

 

[きもの文化検定3級]
 既婚女性の慶事の第一礼装の組合せを、次の中から選びなさい。

(1) 振袖と袋帯
(2) 小紋と袋帯
(3) 黒留袖と袋帯
(4) 色無地と袋帯

 

解答:(3)
解説:既婚女性の第一礼装は黒留袖、未婚女性の第一礼装は振袖。

 

 

色留袖 (いろとめそで)

色留袖

 

・黒地以外の色地の裾模様

・既婚者でも未婚者でも着られる

・紋の数によって格が決まる

   *五つ紋・・・黒留袖と同格の第一礼装

   *三つ紋・・・親族以外の結婚式や正式の慶びの式典に出席

   *一つ紋・・・訪問着よりもややフォーマルな装い

 

[きもの文化検定5・4級]
 色留袖と黒留袖に共通している説明は?

(1) 家紋を入れる場合は染め抜き五つ紋に決まっている。
(2) 現在では訪問着として着ることもできる。
(3) 必ず比翼仕立てにする。
(4) 上半身は無地で裾だけに絵羽模様を表現している。

解答:(4)
解説:(1)色留袖の紋の数は決まっていない
   (2)黒留袖は訪問着としては着ない
   (3)必ずではない

 

 

振袖  (ふりそで)

振袖

未婚女性の第一礼装

・袖の長さ
   *大振袖(115cm以上)
   *中振袖(約95~115cm)
   *小振袖(約85~95cm)

重ね衿を合わせ、ボリューム感のある絞りの帯揚げなどで華やかに装う

 

[きもの文化検定5・4級]
 振袖の説明で正しいものは?

(1) 帯は染め袋帯を合わせることが多い。
(2) 袖の長さが約85cmのものを大振袖という。
(3) 袖丈が長い着物で未婚女性の第一礼装。
(4) 成人式の時は、しごきを必ずつけて着る。

解答 (3)
解説:(1)帯は織りの袋帯を合わせることが多い。
   (2)大振袖は115cm以上。
   (4)「しごき」は花嫁衣装や七五三の女児の祝い着に用いる。

 

 

訪問着 (ほうもんぎ)

訪問着 訪問着 衿と胸の模様 

・胸、肩、袖、裾などに模様がつながるように染めた着物
(白生地を仮縫いして柄付けをするので、柄の全体が縫い目で途切れない)

[きもの文化検定5・4級]
 訪問着の説明で正しいものは?

(1) 主に肩、胸、袖、裾などに模様がつながるように染めた着物
(2) 古典的な模様を友禅だけで染めた着物
(3) 裾だけに模様を染めた着物
(4) 染め下地には必ず地紋の無い一越縮緬を用いる

 

解答:(1)
解説:(2)古典模様から抽象模様までさまざま
   (4)一越縮緬のほか紋意匠縮緬、夏には絽などもある

 

付下げ (つけさげ)

附下 胸 模様

・模様が肩山、袖山を頂点にして前身頃、後身頃の両面に、上向きに配置されるように染めた着物
 (模様が縫い目で途切れている)

・軽い感じの絵羽模様で仰々しくない。

 

色無地 (いろむじ)

色無地

・黒以外で一色染めにした無地の着物

・寒色系の色無地に黒共帯を合わせて、通夜・法事など半喪の装いにできる

・紋の数で格が変わる
  *三つ紋・・・訪問着より上の格
  *一つ紋・・・訪問着と同格
  *紋なし・・・小紋と同格のおしゃれ着

 

[きもの文化検定5・4級]
 色無地の説明で適切でないものは?

(1) 黒以外で一色染めした無地の着物
(2) 同じ色の裾ぼかしも色無地の一種
(3) 黒共帯を合わせても法事の装いにはならない
(4) 紋綸子、紋意匠縮緬などの生地に一色染めしたもの

解答(3)
解説:寒色系の色無地に黒共帯を合わせて、通夜・法事など半喪の装いにできる

 

 

小紋  (こもん)

小紋 花柄 

・型染した同じ模様を一方向に繰り返した柄

・模様の大小にかかわらず「小紋」という

模様の雰囲気によって、華やかな装いや観劇やコンサートから、カジュアルな普段使いとしてなどお出かけの場が変わり楽しめます。

 

[きもの文化検定5・4級]
 観劇におしゃれな小紋を着て行くときに、ふさわしい帯は?

(1) なごや帯
(2) 佐賀錦の袋帯
(3) 角帯
(4) 半巾帯

 

解答 (1)
解説:(2)フォーマル
   (3)男性用
   (4)浴衣などに結ぶ

 

 

江戸小紋

小紋の中でも別格なのが江戸小紋。

・極小模様の型染め

・主に一色染め

・江戸時代の武士の裃に、それぞれの藩が定めた小紋を用いたことから発展

・一つ紋を付けると訪問着と同格

江戸小紋さらに詳しく

 

喪服 (もふく)

◆喪の第一礼装 

・黒い着物(染め抜き五つ紋)+ 黒い帯

・告別式に着る
  
喪服 黒

 

 

◆色喪服 

・紫、紺、グレーなどの色無地(染め抜き一つ紋)+ 黒い帯・小物

・地紋が無いもの、もしくは弔事用の地紋

・通夜、一周忌、三周忌などの法事

色喪服  

 

[きもの文化検定5・4級]
 喪服を着用するときの小物に関して正しいものは?

(1) 半衿、足袋以外は全て黒
(2) 足下は、草履または下駄
(3) 帯締、帯揚はグレーでも良い
(4) 重ね衿は付けたほうが良い

 

解答 (1)
解説:(2)黒の草履
   (3)小物は黒
   (4)弔事が重ならないよう、重ね衿はつけない

 

 

おまけ ☆ 格付け一覧表 ☆

 

       






袖 

















 











 


 





   


 










紋 





 

   





 






 

 

紋の数によって「格」が違うので、わかりやすく表にしてみました。
この辺りは、あまり突っ込んで試験には出ないので、なんとなくで大丈夫です。

 

着物の簡単な見分け方は、、、

・色留袖
(上半身には柄が無く、裾模様のみ)

・訪問着
(衿の縫い目に柄が途切れずまたがっている)

・附下げ
(衿の縫い目に柄がまたがっていない)

絶対のルールではありませんが、これで大体OKです。

大河ドラマや、トレンディドラマにも、最近はよく着物姿の方が登場しますので、
テレビを見るときには、「この着物の種類は何かな?」と見る癖を是非つけて下さい。

そうすると、どんな場面で、どういう格の着物がふさわしいかが、だんだんわかってきます。

「習うより慣れろ!」です。

きもの文化検定の勉強を通して、知識を深めてくださいね。

 

 

 

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